ケフィアヨーグルトの作り方

ケフィアヨーグルトを自分で作ることができるということをご存知でしょうか?

数年前に爆発的にケフィアヨーグルトが人気となった理由の1つに、自宅でヨーグルトを作れるというのがあったんですよね。ヨーグルトを自宅で作る…というのは一見とても難しそうなのですが、しかし実は意外に簡単なのです。私の母も、流行った時に自宅で作っていたのですが、「え、それだけで作れるの?!」と驚いてしまうほど、とても簡単だったのです。どんなに不器用な方でも、根気のない方でも、間違いなく作ることができますので、是非、手作りのケフィアヨーグルトを楽しんでみてください。それに普通のヨーグルトを購入するよりも経済的だったりもします(使用する牛乳やたね菌、またはキットの種類にもよりますが)

ケフィアヨーグルトを作るためには、まず”タネ菌”を購入する必要があります。しかし、スーパーやドラッグストアなどでは、タネ菌は販売されていませんので、オンラインショップを利用すると良いですよ。オンラインショップでは、多くのショップがタネ菌を取り扱っていますし、手作りキットなども販売されています。価格も特別高いわけではなく、使いきりのもので数百円ほどで購入することが可能です。

手作りキットを使用した方が簡単に作ることができますが、ここではタネ菌だけを購入して作る方法を簡単に説明したいと思います。まず、1リットルの牛乳を用意します。牛乳が入ったままの状態の牛乳パックの口を開けて、たね菌を入れた後、牛乳パックの口を押さえながら上下に振ります。上下に振ることで、牛乳とたね菌を混ぜているんですね。

もし、上手く振ることができない場合は、清潔な菜ばしやマドラーなどを使ってかき混ぜても大丈夫ですよ。十分に混ぜることができたら、牛乳パックの口をクリップで挟むなどをしてしっかりと閉じ、そのままの状態で常温で1日保管します。だいたい保管する部屋の温度は20度以上であればOKです。あまりに温度が低いと、たね菌が活動をしなくなりませんので、ケフィアヨーグルトを作ることができなくなります。1日経てば、見事に出来上がるのですが、出来上がったものは、冷蔵庫で保管すると1週間~2週間は十分にもちますよ。ここでは、牛乳パックで作る方法を紹介しましたが、別に牛乳パックでなくても構いません。プラスチックの容器などでも構いませんが、振りやすいものにして下さいね。

また、作った際、表面に透明の液体が現れる場合があります。これはケフィアヨーグルト特有のものではなく、通常のヨーグルトにも現れるもので、乳清(ホエー)と呼ばれるものなんですね。この乳清は、乳酸菌の発酵が進行したり、振動が与えられることが理由で分離したものなのです。乳清には、水溶性たんぱく質・各種ミネラル・ビタミンの一部…などが多く含まれているので、捨てずに一緒に摂取することをオススメします。ジュースなどに混ぜて飲んでみても良いですし、そのまま一緒に食べても良いですよ。逆に、乳清を抜くと、カッテージチーズのような柔らかいチーズが出来上がります。完全に分けて摂取してみても楽しいかもしれませんね。その際、乳清を抜く場合は、コーヒーフィルターを利用すると上手にケフィアヨーグルトと乳清とを分けることができます。

万が一、上手く作れない場合は、様々な原因が考えられます。例えば、1日保管する時に振動を与えてしまうと、ヨーグルトが上手に固まらない場合があります。また、容器が清潔でないと雑菌が繁殖してしまい、ケフィアヨーグルトの発酵を邪魔してしまいます。保管時の温度も重要ですよね。夏場など、常温であっても25度以上になる場合は、24時間の発酵は過発酵といって、発酵が進行しすぎて酸味が強くなってしまったり、分離してしまう可能性があります。そんな時は、保管時間を20時間前後に減らすなどして様子を見ながら調整して下さい。逆に、冬場の場合は、寒くてなかなか固まらないことが多いので、同じく様子をみながら、2時間~3時間ほど余分に置いておいてみてください。あと、使用する牛乳の種類によっても、ケフィアヨーグルトの出来栄えが変わってきます。低脂肪乳や無脂肪乳で作ると、さっぱりとした感じになって、さっぱりとした口当たりが良くなりますし、逆に高脂肪乳で作るとコクのあるものになります。成分無調整牛乳だと、一般的なケフィアヨーグルトの食感で、味わいもまろやかになります。初めて作る場合は、この成分無調整牛乳で作ると良いかもしれません。味の基準として考えることができますしね。ただし、乳飲料では作ることはできませんので、牛乳を選ぶ際はしっかり成分表を確認したうえで購入して下さい。

出来上がったケフィアヨーグルトは、そのまま食べても十分美味しいですが、様々なアレンジにも使用することができます。例えば、出来上がったケフィアヨーグルトをかき混ぜたりすると、固まりがくずれて液状になります。それを少し大きめのコップなどに入れて、食べるのではなくて飲むこともできます。その際、フルーツジュースや野菜ジュースと混ぜても美味しいですよ。また、寒い冬は、冷たいヨーグルトを食べるのにちょっと抵抗があったりしますよね。それが朝食ならば尚更です。そんな時は、ケフィアヨーグルトとお湯・ハチミツ(または砂糖)・生姜を使って、ホットケフィアを作ってみるのも良いと思いますよ。ケフィアヨーグルトは、風邪の予防やインフルエンザ予防にも効果がありますが、更に生姜を加えることで、生姜の効果も得ることができます。ケフィアは、温めてたとしても、お湯の温度が95度までならば乳酸菌の半分は生き残っていますし、55度までならば100%の乳酸菌が生き残ります。55度の温度で作れば全く問題はありません。

他にも、チーズケーキの材料に混ぜてみたり、抹茶を混ぜて抹茶ケフィアドリンクにしてみたり、ケフィアヨーグルトと卵白・粉砂糖を使用してフローズンケフィアを作ってみたり…と、いろんな風に楽しむことができます。作ったケフィアヨーグルトは、先ほども言ったように、冷蔵庫に入れればわりと長い時間保存することができますが、それでも余ってしまったり、早く使いきってしまいたい場合は、いろいろアレンジを試してみてはいかがでしょうか。難しいことを考えず、通常のヨーグルトで作れそうなものは、大抵の場合、ケフィアヨーグルトでも作ることができると思って良いと思います。

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